ご挨拶

 TOPIC 2017、14回目の開催をご案内申し上げます。昨年は、2週間前に東京でCVIT総会が行われたにも関わらず3,000人を超える方に参加いただきました。東日本大震災による延期を加えると、TOPICは早いもので15年目の節目を迎えることになりました。皆様の御理解・御協力なく15年間継続することは困難であり、この場をお借りしてこれまでのご厚情を御礼申し上げます。
TOPICの中心は、複雑病変、特にCTOに対する挑戦ですが、この15年間、TOPICの基本的コンセプトは一貫しています。それは、ストラテジーの多様性を認めることです。治療戦略、用いるデバイスはこの15年で大きく変化してきました。しかし、アプローチを含め、絶対的、かつ明確なエビデンスの無い現在、私達は、決して統一した方針を強要するつもりはありません。そのため、TOPICにお越しいただければ、様々なストラテジーを目の当たりにできることと確信しております。それぞれの評価は、参加者の皆様次第であります。また、ライブは細切れにならないようにサブスクリーンを活用して、基本すべてお見せすることを継続いたします。
近年、冠動脈だけでなく、末梢血管や弁膜症、先天性心疾患に対するカテーテル治療も大いに発展してきました。これらについても、ライブも含め様々なセッションを用意し、現在の心血管疾患についてのカテーテル治療を、包括的に把握できるような会にしていく所存です。
TOPICのもう一つの柱は、若手・コメディカルの教育であり、毎年大好評をいただいています。ワークショップ・ビデオセッション・シラバスなど、さまざまな形式で引き続き技術の啓蒙と伝承に重きを置いていこうと考えています。
いろいろな企画を行う際に、我々の経験だけでは不十分であることは明白です。まれな合併症・特殊な症例は、百聞は一見に如かずです。このため、今年も症例報告のセッションを多数設けますので、奮ってご応募いただければ幸いです。書物の総論・各論では勉強できない、実践体験をしていただきたいと思います。
さて、海外から本邦を見ますと、日本は国民皆保険制度により、カテーテル治療を含め誰もが等しい医療を受けられるという、世界では例外的な国であります。CTを撮影して、IVUS、OCT等を駆使したインターベンションを行い、フォローアップCAGまで行われるのが一般的です。しかし、医療経済の変化によって従来の手法を踏襲するのではなく、世界の動向を鑑みながら新たな道を模索しなくてはならない時代が到来するものと推測されます。新規治療デバイスに関する知識のみでなく、その運用方法まで理解する必要があります。そこで、海外からも多くのエキスパートの先生を招聘し、海外の現況をご説明いただきながら、日本のインターベンションが進むべき方向性についても考えていきたいと思っています。
今回のTOPIC 2017は、7月20日(木)~ 22日(土)に、例年通りセルリアンタワー東急ホテルで開催致します。コンセプトは堅持しながら、少しでも進化、パワーアップする所存にございますので、万障お繰り合わせの上、御参加頂きますようお願い申し上げます。



TOkyo Percutaneous cardiovascular Intervention Conference

Course Director     朝倉  靖
Course Director     落合 正彦
Course Director     中村 正人
Course Director     村松 俊哉

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